フッターに勝手にクレジットを入れるホームページ制作会社にはご注意を。
以前からよく見かけるのですが、ホームページの一番下に制作会社の名前が入っていて、そこから制作会社のホームページにリンクが付けられているサイト。
勝手にこういうことをするホームページ制作会社には、気をつけた方がよいと思います。
なぜなら、このようなリンクは、クライアントにとっては、百害あって一利なしだからです。
ホームページ制作会社はそのことを百も承知しているはずですので、クライアントの無知につけ込んで勝手にリンクを挿入しているケースが多いのです。
現在、Googleが順位決めに使っている要素に、リンクジュースと呼ばれる要素があります。
対象のホームページについて、入ってくるリンクと、出ていくリンクそれぞれについて、ジュースと呼ばれる価値を受け渡ししているという概念です。
入ってくるリンクはジュースが入ってきて、出ていくリンクはジュースが出ていくイメージとなります。
そのため、フッターにリンクがありますと、その制作会社にジュースを渡していることになるのです。
その分、自分のホームページのジュースは減っていることになります。
特にトップページや全ページからのリンクは大きなジュースを渡すことになります。
これまで弊社では、このようなリンクを外すだけで順位が大きく上昇するケースを多数経験しています。
ということは、自分のホームページの順位を下げて、制作会社のホームページにジュースを渡していることになっているのです。
このことを知っていれば、おそらく、多くのクライアントが、制作会社へのリンクを貼ることに承知はしないと思います。
そもそも、チラシやCMなどに、制作会社のクレジットが入ることは考えられません。
そのため、弊社では、一切そのようなことをしていません。
それが当然だと考えています。
このことが周知されることで、クライアントのホームページに制作会社がクレジットを入れるという悪しき形が無くなるよう願っています。