日本の歴史は80年周期で繰り返している
昨今「100年に一度」という枕詞をよく聴くようになりました。
実際、この「100年に一度」という言葉はある程度的を射ているようです。
ただ、正確には、日本の歴史は80年周期で大変革期を迎えているようです。
今年、2009年を基準にすると、80年前は1929年、160年前は1849年。
それぞれの年に何があったかというと、
1929年 世界恐慌から世界大戦へ
1849年 黒船来港から大政奉還へ
いずれも80年に一度の大変革期だったのです。
そして、1929年からの80年間を20年毎に分けた図が上記の図です。
1929年から20年間は、恐慌から世界大戦に突入し、敗戦、平和条約を締結するまでの大変革期だったのです。
歴史は繰り返す。
おそらく、2009年からの20年間も、80年に一度の大変革期となることが予想されます。
そして、大変革期に起こることは・・・、
1.変革前の常識が変革後は役に立たなくなる
2.改革派が残り、守旧派は去る
3.その後80年間は改革派が主流派になる
そのため、守旧派にとっては、80年に一度のピンチとなるのですが、改革派にとっては、80年に一度のチャンスとなるのです。
そして、改革派はいつでもその時代の30代の青年が主体です。
明治維新は、坂本龍馬・伊藤博文・吉田松陰など
戦国時代は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康など
歴史を顧みますと、30代で変革期を迎えた者には、一生に一度のチャンスともいえるのです。
改革派となるか、守旧派になるか。
今なら誰でも自由に選択できます。