ネガティブな感情から学ぶ方法
怒り、苦しみ、悲しみ、恨み。
日々の生活の中で、ネガティブな感情に囚われることもあると思います。
ネガティブな感情に対して、いろいろな対処方法があると思いますが、最も効果的なやり方と思える方法をご紹介します。
ネガティブな感情を抱いたとき、まず、それを十分に味わってください。
目をそらしたり、ふたをしたりすると、それは、後から必ず大きくなって返ってくるので逆効果です。
その感情を味わった後、その感情の原因となった現象や出来事を、過去に自分が誰かにしていないか考えます。
そんなこと自分はしていない、と思いたくなる氣持ちが邪魔をするかもしれませんが、ほとんどの場合、自分が同じようなことを誰かにした経験を思い出せます。
「原因と結果の法則」
「鏡の法則」
「因果応報」
この宇宙の法則は、人が作った法律とは違い、100%完璧なので例外というものはありません。
自分がしたことが、すべて自分に返ってくるのです。
自分が同じことをした経験を思い出せたら大丈夫です。
それは、今、自分が味わったネガティブな感情を、過去に自分が誰かに与えていたことを意味します。
そのときには、相手の感情がわからなかったのだと思います。
それだけ、今よりも未熟だったのだといえます。
ただ、それが、時間を経て自分に返ってきただけなのです。
今は、それが理解できるだけ成長したともいえるでしょう。
そのことを受け入れて、もう繰り返さないと誓うことができれば、その頃には、すっかりネガティブな感情は消えていると思います。
逆に、それを教えてくれた人や、昔、ネガティブな感情を与えてしまった人への感謝の想いが湧いてきて、温かい氣持ちに満たされていると思います。
ネガティブな感情は、成長のチャンス。
そう考えて間違いないと思います。
ありがとうございました。