想像力を働かせて、世界を良い方向に導くこと。
あなたは食堂に入りました。
あいにく席が込んでいて、相席となりました。
相席となったテーブルには、すでに先客がいて、食事中でした。
あなたは、挨拶をしますが、無視されてしまいます。
あなたは、どう感じますか。
おそらく、むっとする人が多いと思います。
私もそうです(笑)
もし、先客に次の事情があったらどうでしょうか。
その人は、3日前に最愛の妻を亡くされました。
葬儀などもひと段落し、3日間、ほとんどまともに食事していないことに氣づきます。
なにか食べておかないと身体に悪いからと、近所の食堂に行き、食事をしていました。
しかし、食欲もなく、妻のことばかりを考えてしまいます。
こんな事情があると、もし、あなたが知っていたら、きっと、なにも声をかけず、だまって食事することが愛の行動であると氣づき、そうすることができるでしょう。
そして、相手にいら立つことはなくなると思います。
同じ現象に遭遇した時、それを愛の行動と捉えて許せる人と、悪意の行動と捉えて許さない人がいます。
ただ、それは、単なる鏡の法則であり、自分の内面を映し出しているにすぎません。
相手の事情は、あなたの想像にすぎず、実際には、自分の内面を相手に反映し、それを見ているだけなのです。
自分が遭遇した現象を、すべて愛からの行動だと捉える事が出来たら最高ですね。
ありがとうございました。









