PHSのウィルコムが事業再生ADRを申請。

先月24日、PHSを展開しているウィルコムが、事業再生ADRを申請しました。
事業再生ADRは、私的整理の一種。
倒産を避けて、事業を再生する方法です。
どうやら、経営が相当に行き詰まっていたようです。
数年前まで、パソコン用の通信カードといえば、ウィルコムのPHS通信が当たり前でした。
でも、今や、eモバイルが当たり前。
ウィルコムよりも数十倍速い速度で、使い放題の通信ができます。
また、2年くらい前までは、スマートフォンに関しては、ウィルコムが最も進んでいました。
私も10年来、ウィルコムを愛用しており、スマートフォンばかりを使ってきました。
しかし、2年ほど前から、携帯他社がスマートフォンの発売を始めました。
そして、決定的だったのは、iPhoneの発売だと思います。
私も今回、iPhone3GSを使ってみて、とうとう、ウィルコムからの移転を考えました。
PHSから携帯電話へのMNPがあれば、移転していたと思います。
現状、PHSから移転するには番号を変更する必要があるため、しばらくは難しいと思っています。
おそらく、ウィルコムは、相当な新規サービスを打ち出さないと厳しいでしょうね。
唯一のPHS事業会社であり、PHSは唯一のデジタル通信で、電磁波が圧倒的に少ないため残って欲しいのですが・・・。








