エゴを手放す具体的な方法。
竹田和平さんに、写真のゴルフバッグセットをいただきました。
ザクラウンズ50周年の記念バッグだと言うことです。
歴代優勝者の名前が記載されているなど、特別仕様の非売限定品と思われます。
以前、和平さんにゴルフに連れて行っていただいたことがあるのですが、和平さんのゴルフバッグは、かなり年期の入ったものでした。
たぶん、私だったら、喜んですぐにこちらに替えたと思います。
よい品ですし、新しいし、格があるといえるからです。
しかし、和平さんは、それをホイと私にくれました。
私が和平さんの立場だった場合、考えにくい行動といえます。
どうしてこういう行動ができるのか、これまでの和平さんの行動を見ていて、自分なりに考えてみました。
たどり着いた結論は、自分のエゴを手放すために人に与えると言う行為でした。
お釈迦様は、托鉢に向かう弟子達にこう言っていたそうです。
「お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい」と。
また、マザーテレサはこう言っています。
「与え続けて下さい。しかし、残り物を与えないで下さい。痛みを感じるまでに、自分が傷つくほどに与えつくして下さい。」
自分が不要になったものを人に与えることは、ある程度誰にでもできます。
しかし、自分が必要なものを人に与えることは、簡単ではありません。
ただ、自らの痛みが伴った場合のみ、自分のエゴを手放すことができる。
結局そういうことであるようです。
喜捨という言葉があります。
惜しむ心なく、喜んで財物を施すことを指します。
そして、喜捨は、相手のためではなく、自らの心の浄化のために行われます。
これは、結局、自らのエゴを手放すこと。
こういう行為を普段から身につけている人は、自らをどんどん浄化できる人だと言えます。
不要なものでもどんどんため込んでしまうこの時代、これは、素晴らしい行為だと思います。
私も身につけたいと思いました。
ちなみに、私のゴルフはかなりへっぽこです(笑)
こんなバッグを使ってよいものか・・・。
正直、悩んでいます(笑)
ありがとうございました。