怒らないこと。
昨今、「キレる」などといって、感情を抑えずに怒る方がかっこいいというような風潮があります。
私はこれに大きな違和感を感じていました。
私自身、ほとんど怒ることはないのですが、たまに怒ると、直後に確実に体調が悪くなり、その後、猛烈に後悔します。
そのため、怒るという感情が人間にとって明らかによいものでは無いと体感的に理解していました。
ただ、それを論理的に説明することは難しいと感じていました。
今日ご紹介するこの本は、「怒ること」について、その意味や導かれる結果や対策方法などを論理的に、極めてわかりやすく解説してくれます。
すがすがしい年初にでも読まれると、とても心に響くのではないかと思います。
本書によれば、次のような感情も怒りに属すと言うことです。
怨み・軽視・嫉妬・ケチ・反抗・後悔。
また、愛情と怒りは陰陽のセットであり、愛情が創造のエネルギーであるのに対し、怒りは破壊のエネルギーであり、怒りは、まず真っ先に自分の身体を破壊していくと言うことでした。
そして、多くの人々が怒りについて誤解していると言うことも、本書を読むとよくわかります。
ぜひとも多くの方にお読みいただきたい本です。
ありがとうございました。