人生に起こることは、すべてシナリオどおりなのか。
アガスティアの葉を読むようになってから、ひとつ私の中に新しい概念が生まれてきました。
それは、人生に起こることは、すべてあらかじめ決まっているのではないかと言うことです。
アガスティアの葉に書かれていることは、人生の大枠の部分だけなのですが、大枠はすべて日々の細かな出来事の集大成ですので、結局は、人生に起こることがすべて決まっていないと、このようなものはできないと思うのです。
未来は未確定である。
これは、一般的な常識です。
クイズであれば、もちろん正答になるでしょう。
しかし、どう考えてもそうではない現象が多いのも事実だと思います。
もしかしたら、人生に起こることはすべてあらかじめ決まっているのかもしれない。
あらかじめ決まっているのはつまらないと捉えることもできますが、実際には決まっていることを全く知らないのだから、実質的につまらなさを感じるケースはほとんど無いと思います。
もし、本当に、人生に起こることがすべてあらかじめ決まっているのであれば、過去を悔いたり、未来を心配することがどれだけ時間の無駄であるかがわかります。
そして、人生の本質が、人生をどうするかではなく、人生で起こったことから何を学ぶかに変わってくると思います。
そう考えると、真偽はどうあれ、人生はあらかじめ決まっていると捉えた方が、人生から得ることが多くなりそうな氣がします。
もしかしたら、このような人生の捉え方も、結局は、環境から学ぶか、環境を変えるかという考え方の差なのかもしれないですね。
ありがとうございました。