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共依存という構造的な不幸。

共依存という言葉があります。

現時点では、あまり有名でも一般的に使われる言葉でもありません。

ただ、周囲の人を見ていて、親子関係や夫婦関係の不幸の大半は、この共依存が原因だと思っています。

それほど、普通に存在しますが、多くの人がそれに氣付いていないという、とても危険な関係性なのです。

この共依存を極めて簡単に言うと、お互いがお互いに依存してしまい、自己の存在意義の多くをその関係性の中にのみ見いだしてしまっている状態です。

一番多いケースが、親が子供を、もしくは、夫が妻を支配してしまっている状態です。

人間関係において支配状態は、支配する側と支配される側がいて初めて成り立ちます。

このとき、支配する側もされる側も、実は、お互いに相手に依存した状態になってしまっているのです。

依存は、人間的な自立とは真逆の方向です。

しかも、この共依存は、それが問題であると氣付いている人が少なく、また、この言葉もほとんど普及していないため、認知されること自体がほとんどありません。

この共依存について書かれた本もとても少ないです。

そして、共依存関係にある当事者同士が、それを愛情だと勘違いしているケースも多く、より問題を困難にしてしまっています。

しかし、この共依存状態にある人は、共依存状態にいる限り、構造的な不幸が続きます。

しかも、関わる人全てを不幸に巻き込んでしまう危険性を持っているのです。

 

おそらく、少しでも多くの人がこの共依存状態というものを認識し、対応することで、少しずつこうした構造的な不幸が減っていくと考え、ブログに残すことにしました。

掲載した映画「男が女を愛するとき」は、私が知っている限り、唯一と言っていい、この共依存を紹介したストーリーになっています。

ただ、とてもわかりにくいです。

共依存という関係性を知り、念頭に置いた上で見ないとわからないと思います。

今は、この共依存という関係性がこの地球上から少しでも減ることを願っています。

ありがとうございました。


コーチングで共依存という構造的な不幸。についてさらに知る
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