ザイオンス効果(単純接触効果)とツイッター。
マーケティング用語に、ザイオンス効果(単純接触効果)と言う言葉があります。
これは、繰り返し接触すると好意度や印象が高まるという効果です。
1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが臨床試験の結果を論文にまとめ、広く知られるようになりました。
例えば、テレビで頻繁に見る芸能人の好感度が高くなったり、頻繁にCMを流している企業の好感度が上がったりすることで実証されており、皆さんにも実感いただける話かと思います。
実は、この効果をごく普通の一般人でも使えるようにしてくれるのがインターネットです。
これまで、ホームページに始まり、メールマガジンやブログ、SNSでこの効果が既知・未知に関わらず使われてきました。
そして、ここに来て過去最強のザイオンス効果を発揮するサービスが生まれました。
それがツイッターです。
ツイッターには、顔写真を掲載できます。
そして、1日に数回のつぶやきによって、接触回数を増やすことが出来ます。
これまでのどのサービスよりも接触回数を増やすことが出来るようになりました。
それも、時間と空間を超えてノーコストで接触回数を増やせるのです。
私自身、頻繁につぶやきを見かける人に対して、明らかに好感度を上げていることを実感しています。
ポイントは、顔写真の掲載と、つぶやきの回数。
顔写真は必須ですね。
そして、あまりつぶやき回数が多いのもよくないようですが、1日に10回くらいまでであれば非常に効果的なようです。
インターネットのサービスは、従来のリーダーを中心とした集権型から、自由でフラットに繋がれるネットワーク型へと進んでいます。
これは、おそらく、次世代型の人間関係や組織のあり方。
今後は、インターネットの新しいツールが人間関係や組織のあり方を加速させていくのかもしれないですね。
ありがとうございました。