新しい時代を生き抜くために1
水俣病、四日市喘息、アスベスト問題など、人類の進歩は公害と共にありました。
技術の進化が優先されるため、健康被害を予測せず、実際に被害者が多数出てから改善されるという順番は今になっても何ら変わっていません。
おそらく、次に公害としてクローズアップされるのは電磁波問題です。
被害者が多数出るまでにはまだ数年はかかりますし、実際、健康被害との因果関係が証明されるまでにはそれ以上の期間が必要だと思いますので、公害と認定されるまでには十年以上かかると思います。
そのため、事前に正確な知識を持って対処することが肝要かと思います。
もし、ご自身やお知り合いに、原因不明の体調不良や、植物の奇形、ペットの異常などがありましたら、周辺に携帯基地局がないかどうか探してみることをお薦めいたします。
現在、携帯基地局はおよそ1km四方に各社1基ずつ存在します。
そのため、通常1km四方に合計3~4基ずつあります。
健康被害が懸念されるのは、基地局から100m以内の地点といわれていますので、面積比で5~10%の範囲には影響があると考えられます。
例によって、携帯会社は現在、最も広告費を拠出している業種と言えますので、この電磁波問題に対するマスコミの扱いもかなり腰が引けた内容になっていますし、取り上げられること自体がほとんどありません。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=47066
ただ、この電磁波による健康被害は花粉症と似ていて、ずっと体内に溜まっていき、あるとき突然発症するようです。
そして、電磁波の少ない環境に移動すると、すぐさま快方に向かいます。
一番危険なのは、基地局が設置されたマンションなどに住んでしまうケースと、目の前にあるマンションなどに基地局が設置されてしまうケース。
実は、基地局を屋上に設置することで、オーナーには年間100万円程度のレンタル料が支払われますので、オーナーにとってはおいしい話なのです。
今後、携帯基地局が減ることは無いでしょう。
むしろ、増え続けると思います。
残念ながら、この携帯基地局の電磁波問題はほとんどの方が知りません。
しかし、小さな子供や妊婦、胎児への影響は甚大です。
あと、東京スカイツリーのような巨大な電波塔はもっとずっと危険です。
正しい知識を持って新しい時代を生き抜くことが大切だと思います。
ありがとうございました。