21世紀前半はロボットの時代に。
シェールガスやメタンハイドレートなど、いわゆるエネルギー革命が連日ニュースになっていますが、21世紀前半は、エネルギー革命と同時にロボットにも大きな進歩が見られそうです。
いつの時代も、国民がさらに豊かになる方法は、付加価値を高めること。
そのための一つの方法が、効率化であり、省力化や省人化です。
最近はデフレが悪者のように言われていますが、効率化による価格の低下は、その分付加価値が向上したわけで、決して悪者では無く、むしろ戦後日本が最も得意としてきた手法です。
その効率化の行き着く先がロボット化。
今では、上の写真のように、一般的な流れ工程の手作業であれば、そのままロボットに代替できるようなレベルになってきています。
こちらのロボット(上体ヒューマノイド)はおよそ700万円程度のようですが、通常なら3交代が必要な24時間を1台で連続稼働した場合、人件費を1年程度で回収できる計算になります。
ベースアップも必要なく、休息もしないロボットにすべての単純作業は取って代わられることになるでしょう。
事実、このロボットはバカ売れしているようです。
その結果、人は効率の悪い単純労働から完全に解放され、より付加価値の高い労働にのみ集中できる。
より豊かになってくのは保証されているようなものです。
そして、このロボット技術において、日本は世界をリードする位置にいるようです。