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マイクロソフト、「Internet Explorer 7」日本語版を正式公開

2006/11/03 お知らせ

マイクロソフトが「Internet Explorer 7」日本語版を正式公開しました。
現行のInternet Explorer 6(IE6)がリリースされたのが2001年ですので、実に5年ぶりのバージョンアップということになります。

現在インターネットを使われている方の中で、ブラウザに現行のIE6を使われている方の割合は80-90%程度だと言われています。
圧倒的なシェアを持つブラウザのバージョンアップで何が変わるのか、簡単にご紹介したいと思います。

まず、大きな変更は、印刷機能の向上です。
これまで、ホームページを印刷しようとすると、どうしても右端が切れてしまったり、一部しか印刷されないなどの不具合が多かったと思います。
これは、ホームページ自体が印刷することを全く考慮されていないことが原因です。
ホームページ言語の構造上、考慮することができないのです。

IE7では、印刷機能が大きく向上し、プレビュー画面で印刷具合を見て、ページ幅に収まるように調整してから印刷できるようになりました。
利用者の立場から見ると、これが最も大きな利点といえます。

また、同時に複数のページを見る方が多いと思いますが、IE7ではタブ機能が装備され、同時に複数のページを見ることが容易になります。
エクセルのシートのような感覚で複数のページを開くことができます。

そして、IE7では、RSSリーダーという機能が搭載されます。
これは、RSSという更新情報を自動的に集めてくる機能です。
現在、ブログにはRSS機能が標準装備されています。
そのため、お気に入りのブログのRSSをIE7に登録しておけば、更新を自動的に教えてくれるのです。
いちいち更新されたかどうか確認しに行く必要は全くなくなります。
この機能が普及することにより、より一層ブログが普及する可能性が高くなると思います。
もしかすると、RSSに入ってくる情報しか見ないような人が増える可能性もあるのではないでしょうか。
今後、IE7のRSSリーダーは要注意といえます。

ただ、他社製のブラウザではこのような機能はすでに装備されています。
IEが数年遅れてやっと追いついたというのが正直なところです。
他のブラウザは、さらに進化しています。
IEは圧倒的なシェアに甘えて、進化が遅れていると感じます。
無料配布されているソフトなので仕方がないともいえますが、IEの進化がインターネットの進化に与える影響は大きいので期待したいところです。

ちなみに、当社では、IE7を試用バージョンから試していましたが、デジタル機器の管理画面が動作しないなどの現象を確認しています。
一度バージョンアップすると、元に戻すことができないようですので、仕事用のパソコンにIE7をインストールされる際は注意が必要です。
当社でも仕事用のメインパソコンには、まだIE7をインストールしていません。

マイクロソフト「Internet Explorer 7」日本語版


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