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この国が選択することになる経済破綻という革命。

HJ048_72A日本という国は、およそ80年ごとに大きな転機を迎えています。

二周期前は明治維新。一周期前は終戦です。詳しくはこちら

今は、その転機のまっただ中にいると考えて間違いないと思います。

それでは、今回の周期の中で起こる大政奉還や敗戦に匹敵する大きなインパクトのある出来事は何か。

やはり、これはどう考えても経済破綻しかないようです。

武力の時代には、武士の脱落や、軍部の解体が大きな転換となりました。

そして今、経済の時代、その大きな転換となりうるのは、やはり経済的な衝撃。

現状を鑑みるに、経済破綻という出来事が、最も可能性が高いと考えられます。

 

ただ、日本の場合、経済破綻は、アルゼンチンやギリシャのようにはなり得ません。

今年末、日本の国債発行額がおよそ1,000兆円に達しますが、その90%以上が国内で保有されているからです。

また、同時に日本は世界一の債権国家であり、およそ500兆円を海外に貸しています。

すなわち、国家が破綻しても、その債務の大半を国内でまかなえ、また、海外からの債務は債権と相殺できるのです。

 

だからといって、痛みが伴わないかというとそうではありません。

今の日本の個人純資産はおよそ1,000兆円だといわれています。

国が財政破綻した際、個人資産の大半である預金や保険・年金は、そのほとんどが国債を買っているため、ほぼ間違いなく封鎖されます。

個人資産のほとんどは封鎖されると考えて間違いないでしょう。

国債の発行額が個人純資産を超えようとする現在、この個人資産の封鎖は、徐々に現実のものとなりつつあります。

 

ただ、私はこれが今回の周期の中で、大政奉還や敗戦に匹敵する大革命になると思っています。

大政奉還や敗戦で起きた最も重要な要素は、既得権益者の失墜による大幅な世代交代です。

財政破綻による預金封鎖がそれに匹敵する大革命になる可能性は高いと思います。

現時点において、預金が封鎖されて困るのは、大半が既得権益者。

そして、財政破綻の責任を取って、政府・官僚のトップが一斉に退任することになれば、大幅な世代交代が達成できるからです。

国民の資産の大半を封鎖して、そのままの政府や官僚が残ることは難しいでしょうから、この世代交代もほぼ同時に起こると思います。

 

おそらく、周期的にみて、財政破綻という革命が起こるのは、今後10年以内だと思います。

そのために準備できることはたくさんあります。

今は着実にその準備を進める時期だと思います。

ありがとうございました。


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